OKCoinJapan 暗号資産積立の5つのポイント

投稿者: | 2023-03-24
OKCoinJapan(暗号資産取引所)では、2023年3⽉31日から暗号資産積立のサービス提供を開始いたします。暗号資産積立は、予め指定した金額の暗号資産を自動で定期的に購入できるサービスです。

積立は、株式・投資信託・金など、他の金融商品においても広く採用されています。
2022年2月に投資信託協会により実施されたインターネット調査※ では、全体の18.1%が積立投資を行っていることから、国内での積立投資人口は約1,903万人と試算されており、広く普及していることが分かります。
※一般社団法人 投資信託協会「投資に関する1万人アンケート調査

本記事では、積立投資がどのような投資手法で、どのようなメリット・デメリットがあるのかを解説いたします。
積立投資を検討されている方はもちろん、初めて投資をされる方や、普段ご自身のタイミングでトレードをされている方も是非最後までお読みください。


■本記事の概要
・積立投資では定期的に一定の金額で対象商品を購入します。
・積立投資のメリットが分かる。
・積立投資のデメリットが分かる。
・OKCoinJapan 暗号資産積立の5つのポイントが分かる。

積立投資とは?

皆さんは積立投資と聞いてどのようなイメージを持ちますか?
コツコツ買っていく、少額から始められる、手数料がかかるといったイメージを持たれる方もいらっしゃると思います。 まずは、積立投資の概要を見ていきましょう。

一般的な積立投資では、定期的に一定の金額で対象商品を購入します。
ですので、1度の取引においてご自身のタイミングで一括購入するのではなく、コツコツ購入して数量を積み上げていくということになります。

積立投資はよく投資手法の1つであるドルコスト平均法で説明されます。

ドルコスト平均法では、上述の通り一定の金額で対象商品を購入していくため、対象商品の価格が安い時はたくさんの量を買うことができ、価格が高い時は少ない量しか買うことができないということになります。
定期的に一定の金額で対象商品を購入する狙いは、変動するマーケットにおいて、一括で購入したり、定期的に一定の量を購入したりする場合に比べて、平均買い付けコスト(平均取得単価)を抑えることにあるといえます。

実際に例を見てみましょう。
下記チャートは、4つの商品の価格推移を表したものです。

商品価格推移

5年間(60ヶ月)、それぞれの商品に毎月1万円ずつ積立投資を行った場合、いくらになるのかを見てみましょう。
投資金額は、毎月1万円×60ヶ月であるため、合計60万円の投資になります。 最も利益が出たのはどの商品かを予想してみてください。

商品Aは、下がってから一旦上昇したものの、最終的には1万円を割りこんだ7,000円に なってしまいました。
もしこの商品を最初の1万円の時に一括で購入した場合は、最終的に30%の下落となり、資産は60万円から18万円を引いた42万円となります。
しかしながら、積立投資をしていた場合は、実は若干利益が出ます。なぜなら、価格が下がった時にたくさんの量を買えているからです。
つまり、一括で購入した場合は1万円の商品に60万円を投資したので60枚の量を保有することになりますが、コツコツ毎月積立投資をした場合は約86枚の量を保有できます。これが、定期的に一定の金額で対象商品を購入することで、平均取得単価を抑えることができた例です。 このように、積立投資の場合は5年後の時点で最初の1万円から価格が下がっても利益が出る可能性があります。


次に、商品Bです。商品Bはいってこいの商品で、一旦は価格が20%まで下落してしまったものの、最終的には1万円に戻ってきました。
もしこの商品を最初の1万円の時に一括で購入した場合は、価格が同じですので、当然手数料を除いた損益はゼロです。
しかしながら、積立投資をしていた場合は、実は倍以上の利益が出ます。この理由も商品Aと同様、価格が下がったときにたくさん量を買えているからです。 価格が元値の20%まで下落したタイミングで、たくさんの量を買うことができていたので、最終的に約147枚の量を保有できます。


それでは、上昇したケースも見てみましょう。

商品Cは、右肩上がりに上昇していき、一度も1万円を割らずに、最終的な価格は2万円と最初の1万円から倍になりました。 こちらに積立投資をした場合でも利益は出ます。ただし、この商品を最初の1万円の時に一括で購入した場合は2倍になりますが、2倍にはなりません。なぜなら、価格が上昇した時に少ない量しか買えなかったからです。


商品Dは、一旦は2.5倍になりましたが、最終的には1.5倍まで戻ってしまいました。
こちらに積立投資をした場合、一見利益が出るように思えるかもしれませんが、実は利益が出ません。この理由も商品Cと同様、価格が上昇した時に少ない量しか買えなかったからです。
しかしながら、価格が下がったタイミングでは量を買うことができますので、再度価格が回復するタイミングでは利益が出る可能性があります。


今回のケースでは、最も利益が出たのは商品Bでした。

積立投資の場合、変動するマーケットにおいて価格が急落するタイミングが来たとしても、その後価格が徐々に回復することで利益が出る可能性があることをお分かりいただけたと思います。


ここで、積立投資のメリット・デメリットを確認しておきましょう。

積立投資のメリット

・積立開始時から対象商品の価格が下落しても利益が出る可能性がある

・短期的な価格の乱高下に一喜一憂することがなく、中長期的な資産形成に向いている

・定期的に一定の金額で対象商品を購入するため、購入タイミングに悩まず投資できる

積立投資のデメリット

・定期的に購入するため、短期的に大きな利益を狙う資産形成には向いていない

・右肩上がりの相場とは相性が良くない



OKCoinJapan 暗号資産積立の5つのポイント

これまで積立投資の事例や、メリット・デメリットを見てきました。
次に、OKCoinJapanが提供する積立サービスについて紹介いたします。

OKCoinJapan 暗号資産積立は、予め指定した金額の暗号資産を自動で定期的に購入できるサービスです。積立サービスには、以下5つの特長があります。

積立手数料がかからない

積立サービスは積立手数料が無料のため、コストを気にすることなく始めることができます。


簡単な操作で始められる

積立画面から簡単な操作で設定するだけで、暗号資産積立を始めることができます。

さらに、一度設定してしまえば、定期的に自動購入されるので、購入タイミングに悩まずに投資を続けられます。


すぐ始められる

積立画面から簡単な操作で設定するだけで、すぐに積立購入が開始されます。

思い立ったが吉日というように、ご自身の好きなタイミングで直ちに始めることができます。


積立頻度と金額を設定できる

お客様が希望する積立頻度と金額を簡単に設定することができます。

積立頻度は毎日・毎週・隔週・毎月から、投資金額は1,000円~20万円の範囲で自由に設定できます。

また、同銘柄でも複数の積立設定を行うことができます。


取扱暗号資産の数が多い

ビットコインをはじめ、イーサリアム、エックスアールピー/リップルといった主要アルトコインの取扱いはもちろん、さまざまな暗号資産に積立投資できます。

本稿執筆時点では、積立投資の対象となる銘柄は以下の21通貨になります。

・ビットコイン(BTC)

・イーサリアム(ETH)

・エイダ(ADA)

・アバランチ(AVAX)

・ベーシック アテンション トークン(BAT)

・ディープコイン(DEP)

・ポルカドット(DOT)

・エフィニティトークン(EFI)

・エンジンコイン(ENJ)

・アイオーエスティー(IOST)

・リスク(LSK)

・ポリゴン(MATIC)

・オーケービー(OKB)

・クアンタム/クオンタム(QTUM)

・ザ・サンドボックス(SAND)

・シバイヌ(SHIB)

・トロン(TRX)

・ステラルーメン(XLM)

・エックスアールピー/リップル(XRP)

・テゾス(XTZ)

・ジリカ(ZIL)

以上のように、積立サービスは積立投資が初めての方でも、簡単な操作ですぐに始めることができます。
積立投資を上手に活用して、購入タイミングに悩むことなく、中長期的な資産形成にお役立てください。

積立サービスはこちら(2023年3月31日~)



■注意事項
・本資料は、一般的な情報提供を目的に作成されたものであり、暗号資産取引の勧誘や特定の暗号資産の推奨を目的としたものではありません。暗号資産取引を行う場合には、当社ホームページ、契約締結前交付書面をはじめ各種交付書面等をご確認いただき、ご自身の判断と責任において行われるようお願い致します。
・本資料に使用されているデータは、複数の参照先を元にした過去の実績または作成時点の分析であり、マーケット環境の見通しを保証するものではありません。また、税金、手数料等は考慮しておりませんので、実際の運用状況・成果を示すものではありません。
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