リスク(LSK)v3アップグレードとは?

リスク(LSK)のv3アップグレードに関して

リスク(LSK)は、テストネットのv3マイグレーションの成功に伴い、メインネットも合わせてv3にアップグレードを行います。
7月27日のリスク財団の通知によると、メインネットのブロック高が「16,270,292」に達した際に、v3へのアップグレードによるハードフォークが実施されます。このハードフォークに伴うブロックチェーンの分岐は予定されていません。
アップグレードの具体的な時刻は、日本時間で8月21日17時頃だと予想されています。

v3アップグレードの注目点

今回のアップグレードはプロトコル上の新機能を導入し、さらにパフォーマンスの改善をもたらします。特に「LIP0034」と「LIP0035」が実装されたため、次世代プロトコルの改善分野として掲げられた「セキュリティーと信頼性」、「ネットワーク経済」、「ネットワークコンセンサス」、「ネットワーク可用性」の4点で大幅な向上が見られます。

セキュリティーと信頼性
今回のアップグレードではByzantine Fault Tolerance(BFT)に対応したコンセンサスアルゴリズムが採用されています。
また、P2Pレイヤーでは、ピア選択のアルゴリズムや禁止(ban)メカニズムが変更されています。その上で、取引スキーマが単純化されています。

ネットワーク経済
これまで一定額に手数料が固定されていましたが、v3からユーザーが取引手数料を自由に設定することができます。これによって、手数料を削減することができます。
また、手数料の予想アルゴリズムも用意されています。
なお、スパム対策のために1つのアカウントごとに少なくとも0.05LSKを保有することが必要となりました。

ネットワークコンセンサス
Delegated Proof-of-Stake(DPoS)システムが変更され、投票前にトークンをロックすることが必須となりました。

ネットワーク可用性
IDシステムが変更され、アドレスが長くなったことでセキュリティーが改善されました。公開鍵の登録は不要となり、アドレス値が不意に一致する可能性が激減します。

リスクの価格はこちら
https://www.okcoin.jp/spot/trade/lsk-jpy

なお、OKCoinJapanでは、ハードフォークに伴いLSKの入出庫を一時停止します。
停止日時:8月20日(金)18:00

再開については、HPまたはTwitterにて改めてお知らせいたします。
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