[2022/04/21] 暗号資産市場は続伸

一昨日に続き水曜日も多くの暗号資産が上昇。

暗号資産市場全体はBTC価格の上昇に連れて過去24時間にわたって約0.5%上昇。
ETHの価格は横ばいだったが、SOLが1.5%上昇と時価総額の増加に寄与した。

伝統的な金融市場では、米Netflix、PayPal Holdingsの下げ幅が大きく、ナスダック市場が下落した一方で、暗号資産は堅調な推移が続いている。

直近の暗号資産市場と株式市場の環境はおおよそ連動していたが、暗号資産市場が上昇している間、主要な株式インデックスは停滞したままであったため、現時点では相関が弱くなっている模様。これが過去数ヶ月間における信頼性の高いパターンからの単なる逸脱にすぎないかどうかを確認していく必要があるだろう。


※COIN360

BTCテクニカル分析:サポートラインとして機能するか

BTCは42,100USDTの高値を付けた後、41,700USDT付近で落ち着いた。このラインは直近レジスタンスラインとサポートラインの両方として支持されていた重要な地点であり、サポートラインとして機能すれば、強い勢いが継続すると捉えることができそうだ。一方、このラインを割り込むと、直近の買い手にとっては水泡に帰す形となるかもしれない。


ETHテクニカル分析:3,150USTDを試す展開

ETHは、ここ数日間で3,100USTDを上回ったが、3,150USTDで跳ね返される展開となっている。3月末にはこのラインを超えているため、買い手としてはこのまま勢いをつけたいが、攻防となり荒い展開になることも起こりうる。


Defi:Total Value Locked(TVL)
$174.37B(前日比+1.35%)on April 20, 2022

インターオペラビリティ(相互運用性) プロトコル Connext がトークンのローンチを公表

複数のブロックチェーンを相互に運用可能とするための技術であるインターオペラビリティのプロトコルであり、ブリッジができるとして知られている Connext が、トークンをローンチし、DAO(自律分散型組織)へコンバートすることを公表した。

トークンはERC20規格の「NEXT」で、4月12日に公表した Amarok と呼ばれるネットワークのアップグレード後に、ネットワークの公平な利用を可能としていくことを目的としている。

「NEXT」は、ユーティリティ・ガバナンストークンとして利用され、今年の後半にはブリッジの利用者と取引の承認者であるバリデータの双方にエアドロップされる予定。トークンエアドロップのスナップショットは既に行われたが、まだ公表されていない。