暗号資産『ネオ(NEO)』とは?

OKJ(暗号資産取引所)にて、2024年6⽉に取り扱いを開始した暗号資産『ネオ(NEO)』
本ページでは、Neoの基本情報やエコシステムについてご紹介いたします。

Neoの基本情報

Neo(ネオ)は、スマートエコノミーを実現することを目指すパブリックブロックチェーンプロジェクトです。Neoはスマートコントラクト機能を備えており、デジタルアセットの登録、譲渡、取引を可能にします。また、コンセンサスメカニズムとしてDelegated Byzantine Fault Tolerance(dBFT)を採用しており、高いスケーラビリティと迅速な取引を実現しています。さらに、Neoエコシステムには、分散型アプリケーション(dApps)の開発を支援するための豊富なツールとリソースが揃っています。Neoは、ブロックチェーン技術の普及と実用化を推進し、次世代のインターネットインフラストラクチャを提供することを目指しています。


Neoの沿革

2014年:設立
 Neoは2014年にDa HongfeiとErik Zhangによって設立されました。

2016年:メインネットのローンチ

2016年10月:Neoのメインネットが正式に稼働しました。これにより、ユーザーはトークンの発行やスマートコントラクトの実行が可能になりました。

2017年:Neo 2.0のリリース

2017年8月:Neo 2.0がリリースされ、スマートコントラクトの機能が大幅に強化されました。

2021年:Neo 3.0の正式リリース
 Neo 3.0(別名Neo N3)が2021年に正式リリースされました。このバージョンは、新しい機能、最適化されたスマートコントラクトシステム、および改良されたガバナンスモデルを含んでいます。

2023年~現在:Neo Xのリリース Neoは「Neo X」というEVMに対応したサイドチェーンを開発し、マルチチェーン対応が可能です。

特長

・多種なプログラミング言語をサポート:NeoはC#、Java、Pythonなどの多くのプログラミング言語でスマートコントラクトを作成できるため、開発の敷居を下げ、より多くの開発者が簡単に参加できるようにしています。

・2種類のトークン:NeoはNEOとGASの2種類のトークンを使用します。NEOはガバナンストークンであり、NEO保有者はガバナンス投票に参加できます。GASは取引手数料やスマートコントラクト操作のための実際の「ガス代」として使用されます。GASの取得方法はブロックチェーン上でNEOを保有することと、Neoのステーキングに参加することです。※OKJでは現在GASの取扱いはございません。

・マルチチェーンのサポート:Neoは「Neo X」というEVM対応のサイドチェーンを通じて他のブロックチェーンとの相互運用性を実現し、資産や情報のシームレスな移動を目指しています。 Neoの状況については、NEOの公式ウェブサイトにて確認できます。

Neo-N3

【アクティブアカウント数】約12.4万アカウント

【トータルトランザクション数】約562.6万件


NEOトークン

暗号資産NEOはNeoのネイティブトークンとしての主にガバナンス目的で使用されます。
NEO保有者はプロジェクトの運営を投票の形式で参加できます。


※2024年11月22日時点(CoinMarketCap)
【時価総額】約1,445億円
【時価総額ランキング】第89位
【発行可能上限】100,000,000 NEO
【循環供給量】約70,000,000 NEO ※一般的に、市場に流通している枚数を指します

NEOの価格推移

2023年8月から10月中旬にかけては、1,000円前後で推移していました。しかし、10月末から急激に価格が上昇し始め、2024年4月には終値ベースで約3倍となる3,374円の高値を記録しました。4月以降は再び下落トレンドに入りましたが、現在は2,000円前後まで価格を戻しています。
2024年は、ビットコインの米国ETF承認や、暗号資産市場に前向きな政策が期待されるトランプ政権の誕生といったニュースにより、暗号資産市場はポジティブに反応しました。
全体として、NEOの価格は大きな上昇とその後の調整を経て、今年最高値の4月の価格を上回って推移していることが見て取れます。


エコシステム

Neoの人気dAppsの一部


【Flamingo Finance】
Flamingo Financeは、ユーザーが資産を変換し、資産をラップし、流動性を提供し、ステーキングを通じて収益を得ることができる分散型金融(DeFi)プラットフォームです。フラミンゴのスマートステーク機能により、ユーザーはこれらすべての操作をワンクリックで実行できます。

フラミンゴトークン(FLM)は、流動性プールに流動性を追加し、流動性プールトークン(LPトークン)をステーキングすることでユーザーが獲得できる報酬トークンとして機能します。このプラットフォームは、スマートコントラクトを使用してNeo N3ブロックチェーン上でトークン間の自動取引を促進します。※OKJでは現在FLMの取扱いはございません。

https://flamingo.finance/


【NeoBurger】
NeoBurgerは、Neo上で存在する流動性ステーキング(Liquid Staking)プラットフォームです。NeoBurgerはNEO保有者に代わり、預けられたNEOを利用してNEOガバナンスに参加します。NEO保有者は、GAS報酬をbNEOの形式で分配されます。

NeoBurgerは自動化されたシステムと最適化された戦略によって維持されています。NeoBurgerは、各々が投票権を持つエージェントを継続的に管理・調整することにより、GAS報酬を最大化するように努めています。

https://neoburger.io/en/home/




【GhostMartket】

GhostMarketはNeo上のNFTマーケットプレイスです。現時点で、GhostMarketはNeo-N3だけではなく、Neo X、Base及びBSC等の人気EVMチェーンにも対応しています。 GhostMarketは直感的なセルフミンティングプラットフォームを特徴とし、迅速かつ効率的にアートワークのミンティングおよびリスティングが可能です。セルフミンティングプラットフォームを使用することで、アーティストや開発者はNFTを作成し、ロイヤリティの割合、属性、ロックされたコンテンツなどを管理できます。購入者は、複数のブロックチェーンで提供されるNFTを便利な機能で検索・購入することができます。

https://ghostmarket.io/

2024年12月6日時点で、国内暗号資産取引所においてNEOの販売所・取引所取引(板取引)を取り扱っているのはOKJのみとなります。