AMAまとめ ~HashPalette (HashPort) × OKCoinJapan~

HashPalette (HashPort) × OKCoinJapan

AMA開催日時:2022年5月3日(火)21:00~

HashPalette(以下Palette)

OKCoinJapan(以下OKJ)


今回はPLT(パレット)の取扱いを記念して、国内初のIEOでも注目を浴びたHashPalette (HashPort)の吉田 代表取締役とのAMAの内容をお届けいたします。

PLTの紹介

OKJ:初めにOKCoinJapanは、暗号資産取引所とブロックチェーンビジネスをグローバル規模で展開しているOK グループの日本法人です。 2020年3月に暗号資産交換業者として登録を行い、昨年は「オーケービー(OKB)」や「アイオーエスティー(IOST)」を国内で上場しました。今回「パレット(PLT)」を上場させていただくということで、ワクワクしています!
Twitterでも告知しましたが、5月12日(木)17:00から入庫受付を開始しまして、5月18日(水)17:00から取扱いを開始します。


この機会に、OKCoinJapanで板取引してもらえたら嬉しいです。

それでは、まずPLTのご紹介をお願いします!

Palette:今回ちょうどブロックチェーンゲーム『ELFMasters(エルフマスターズ)』(以下エルマス)が盛り上がっているタイミングで、エルマスのAMAは他にもやらせていただいているのですが、さまざまな方からご意見をいただいて、ぜひOKJとのこれからの取り組みについてもAMAで発信できたらなと考えて、こちらの会を作らせていただきました。

HashPaletteは、パレット(Palette)ブロックチェーンという、例えばアメリカですとフロー(Flow)、韓国ですとクレイトン(Kraytn)にあたるような、いわゆるNFTに最適化されたブロックチェーンネットワークを提供しています。

現在、パレット上でゲームですとかSKE48のようなエンターテインメント含め、いろんなコンテンツが揃いつつある環境で、OKJと取り組みできることを大変嬉しく思います。

皆さんお気づきでない方もいらっしゃると思うのですが、今回の上場だけではなくて、OKJとはパレットのテストネットの段階からOKJがコンセンサスノードとして携わっていただいて、テストネット、メインネットと一貫してノードを運用いただいています。そういった意味で、長く一緒にやらせていただいている仲間と上場のところでも一緒にできることを大変嬉しく思います。

パレットの特徴

パレットには、大きく3つ特徴があると思っています。

・高い性能

・コンテンツ流通に最適化されたエコシステム

・法規制の遵守

1つ目がいわゆるクロスチェーンブリッジの機能です。パレットでミントされたNFTが、ブリッジを通していろんなブロックチェーンネットワークで使うことができるのが大きな1つの特徴となっています。

2つ目の機能としては、NFTに特化をしているということで、非常に早いスピードでのトランザクションが実現可能となっています。そういった意味ではDefiとかの領域のコンテンツではなくて、NFTコンテンツに絞っていることで、高速性と安定したネットワークの運用が実現できているのは非常に大きな特徴です。

3つ目としては、日本の法規制に完全に準拠したところです。日本で初めてのIEOを実施させていただいた会社として、しっかりと日本の法規制に則ったWeb3.0ビジネスの1つの先行事例を作っていくというような役割もあると自負しています。

さらに、多くのコンテンツホルダーに選んでいただけることを1つの目標にしています。また、デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク(DPoS)という形をとっていまして、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)と違って、環境への負荷も非常に低減されています。
現在、前澤友作 氏が宇宙に行った際の写真を使ったアートをはじめ、いくつかの作品にはNFTのメタデータ保管先として分散型ストレージシステムであるIPFSを採用することで、より恒久的に価値を保存できる仕組みを整えています。

IEOから7月1日で1年を迎えるタイミングですので、さらに成長を加速化していけるように、まさにプロジェクトを進めているところです。

OKJ:良い節目ですね、 前澤友作氏からの資金提供もありましたから、かなり注目度が高いと想像します。


「ePLT」と「pPLT」の違い

クロスチェーンという言葉が出ましたが、「ePLT」と「pPLT」の違いについて教えていただけますでしょうか?

Palette:「ePLT」と「pPLT」のところは、パレットチェーンを触っている方にとっては、よく耳にするキーワードだと思っていまして、こちらはパレットの特徴を非常に強く表している部分です。

まずパレットトークンは、10億枚の発行上限が決まっている暗号資産です。今のところ、全体の4割程度がステーキングの報酬としてロックされていて、市場に出回っていないという状況もございますが、全体の数は一定になっています。
そのうちトークンがイーサリアムのブロックチェーン上に記録されている場合と、パレットのブロックチェーン上に記録されている場合があります。
イーサリアムのブロックチェーン上に記録されている場合に、基本的にはトランザクション、いわゆる送受金やトークンの移動は、すべてイーサリアムのルールに従って手数料を払っていただくことになります。

最近もイーサリアムのガス代高騰という問題が注目されているわけですが、1回のトランザクションで手数料として数千円をイーサリアムネットワークに支払うというシチュエーションが発生します。
これはユーザーの方からすると、不便といいますか、とてもコストがかかってしまうという状況だと思います。
イーサリアムの場合は、Defiやレンディングといったさまざまなエコシステムが存在しますので、そういったイーサリアム上のエコシステムをご利用なさる場合には、PLTをETHの代わりに保管して、基本的にはパレットブロックチェーン上にPLTトークンを移して使っていただくことを当初の設計では想定しています。
パレットブロックチェーン上で使っていただく場合に、クリエイターの方にはミント、デプロイといったNFTを作る操作にはガス代を払っていただくのですが、一般ユーザーの方がトークンを動かす際には、完全に手数料(ガス代)ゼロで、動かすことができます。
これによって、ユーザーがガス代を意識することなく、動かすことができるというのは、ユーザー体験として大きく向上するのではないかと考えています。

パレットブロックチェーン上のPLTのことを「pPLT」としていますが、実際ゲームの報酬としてもらえるのも「pPLT」になります。
このもらったトークンをイーサリアムに戻して取引所で売却する際には、ガス代がかかってしまいますが、「pPLT」の場合はそういったことがなく直接入庫することができるので、非常に大きなメリットになっていると考えています。

OKJ:設計の当初からNFTを想定されていたこともあって、本当に利便性の高いブロックチェーンだと思います。


「pPLT」を扱っている取引所はありますか?

Palette:今回OKJが世界初となります。「pPLT」での入出庫が実現できれば、パレットホルダーの利便性は向上すると考えています。ステーキング報酬の受け取りやスマートコントラクトに基づいてNFTを得るところを含めて、日本円の換金チャネルがあることは非常にありがたいと思っています。

OKJ:初めてとなれば我が社の誇りです!(笑)ユーザーの皆さま、「pPLT」で取引するならぜひOKJをご活用ください。


NFTはどういったものがあるのですか?

Palette:直近で重要なユースケースとしては、7月末のリリースを予定しているブロックチェーンゲーム『ELFMasters(エルフマスターズ)』が挙げられます。
一言で言うと、Play to Earn型のブロックチェーンゲームです。エルフNFT3点、美少女マスターNFT3点の計6点のNFTでチームを作って探検するRPG型となっています。
HashGamesでは、『Crypto Ninja Party!』、『De:Lithe Φ』、『サンシャイン牧場 – NFT』をリリース予定ですが、その中でもエルマスは一番最初かつ完全オリジナルで象徴的な作品です。また、日本の法規制に遵守して、日本企業によって作られたNFTゲームとしては初のPlay to Earnゲームなので、そういった意味でも「pPLT」のユースケースになると思っています。

OKJ:ここまで力を入れていたら間違いなく普及しますね!


将来的な展望はどうですか?

Palette:ありがとうございます、そう言っていただけて本当に嬉しいです。
今までNFTに触ったことがなかった層の方にもしっかりとNFTの楽しさを知ってもらうきっかけをパレットブロックチェーンが提供できたらなということは、強く意識している点になります。
パレットブロックチェーンで楽しく遊んでいただくためにも、最後の部分でユーザーがガス代を意識することなく、直接「pPLT」を日本円に替えて銀行口座に出金できることは非常にユーザーの利便性を高めていると考えます。

OKJ:利便性が大事ですよね。いくら素晴らしい技術があっても、どれぐらいユーザーがその技術と接しやすいかという部分がないと、エンドユーザーに価値は届かないと思っています。
盛り上がっているNFTに加えて、人気のあるRPGという組み合わせで、今後が楽しみですね!


それでは、事前にユーザーから質問をいただいていますので、いくつか読ませていただきます。

ユーザーからのご質問

Question 1:ブリッジの仕組みを教えてください

Palette:現在、イーサリアムとのブリッジが安定してご利用いただける形になっています。
ポイントとしては、PLTウォレットの中で実際にブリッジの操作ができる仕様になっていまして、ボタン1つで「ePLT」と「pPLT」をブリッジすることができます。
実は、NFTのブリッジを行うことも可能になっていまして、このエルマスのNFTをイーサリアム側に持っていってOpenSeaに出品することもできるような形になっています。


Question 2:今後様々なゲームがリリースされ、PLT以外の独自のゲーム内トークンが発行される予定かと存じます。今後OKCoinJapanでの取扱い予定はありますか?

OKJ:ユーザーの盛り上がりを支援するために、ぜひ取扱いを検討したいです。こういった取り組みはおもしろいと考えています。


Question 3:OKJでのPLTのガス代は安くなりませんか?

OKJ:「pPLT」を出庫する際は8PLTと非常に安い金額になっています。

Palette:ゲームの中で使うと頻度の高い入出庫が発生しますので、今みたいな安い金額で設定いただけるのはありがたいです。


Question 4:ステーキングは提供する予定でしょうか?

OKJ:ステーキングは盛り上がっていますよね!IOSTのステーキングサービスを始めてから、利率が高い30日・60日プランは予定枠がすぐに埋まってしまう程人気なので、熱さを感じています。PLTもステーキングできますよね?

Palette:はい、PLTもステーキングできる仕様になっていて、PLTウォレットを通して多くの方にステーキングをご利用いただいています。

OKJ:そうですよね、将来的にはPLTのステーキングサービスなども予定しています。

Palette:ありがとうございます!

OKJ:ノード参加者なので、できるだけ高い利率でいきたいですね。

Palette:おお、ノードならではということで、コミュニティも期待している部分だと思います!

OKJ:ユーザーの声も多く聞かれるので、早くリリースしたいです。


それでは、OKJから質問させてください。

吉田さんがNFTに興味持ったきっかけは何でしたか?

Palette:株式会社HashPaletteを設立したのが2020年3月で、2019年からNFTの領域には興味を持っていて、その理由としては2つありました。

1つが、ファンジブルトークンだけでは表現しきれないようなことっていろいろあるよねということを感じていて、これはたまにAMAで言ったりするのですが、実は『CryptoKitties(クリプトキティーズ)』のホルダーでもあるので、NFTのおもしろさだったり、アイテムを所有することには個人的にも納得ができて、親しみをもてるような仕掛けだったというのがありますね。
もう1つが、クリプトキティーズだけでもイーサリアムを詰まらせるぐらい盛り上がったということからも分かるように、NFTに限らず、ブロックチェーンのマスアダプトをしていくという観点において、イーサリアムだけではカバーできないスケーラビリティの問題があるのではないかと考えたことがきっかけでした。


法律面の対応

OKJ:法律面の対応はどういったところでされたのでしょうか?

Palette:景品表示法、賭博罪、特定商取引法、さらには著作権法といった法律をクリアできるよう、十分に弁護士と議論した上で設計しています。また、外部のパートナーとのコラボにおいてもパレットブロックチェーン全体が高い適合性を有するようにしっかりと議論を重ねることも重要なポイントであると思っています。

OKJ:なるほど、NFTの配り方においても対応が必要ですよね。ひと昔前にガチャ問題という言葉が出ましたが、その辺りの対応はどうされていますか?

Palette:ガチャの要素については、コンテンツデベロッパー向けのガイドラインを設けて、日本の法規制に最大限遵守できるように対応しています。

OKJ:ブロックチェーンゲームについてもお伺いさせてください。今Move to Earnという移動すると報酬が発生するゲームが出てきましたが、そういったゲームをリリースされる予定はありますか?

Palette:まずは発表したゲームに全力を注いでいるところです。一方で、Move to Earnのようなゲームにも注目しています。現在多くの企業からお問い合わせをいただいていて、まさにそういったサービスの調査・検討を行っているところです。もし何か面白い提案がありましたらぜひご連絡ください! OKJ:コロナ禍で外に出るきっかけがなかったので、Move to EarnのようなゲームでPLTを稼ぐことができれば、ダイエットにもなるのでやりたくなります!(笑)


ゲーム『ELFMasters(エルフマスターズ)』の特徴や強みはありますか?

Palette:たくさんアピールしたいポイントがありますが、メインは3つあります。

・誰もが参加しやすい設計

・コレクタブル性と戦略性

・ユーザージェネレーテッドコンテンツ(UGC)

1つ目は、比較的誰でも入りやすい設計にしているところです。
無料プレイも可能ですし、スカラーシップ機能を搭載予定のためアセットがない方でも遊びやすいゲームになっています。また、業界内では参入しやすい価格帯で設計しています。

2つ目は、コレクタブル性・戦略性といったゲーム性の部分。
キャラクターの種類を豊富にしていて、よく見ると違いがあるので、カードを集める楽しさを感じていただけると思います。また、カードに付与されている属性も豊富になっているので、エルフNFT3点、美少女マスターNFT3点を戦略的に組み合わせて、自分のデッキのようなものを作って遊ぶことができる点も楽しさを感じられる部分になっています。

『ELFMasters(エルフマスターズ)』参考画像

3つ目は、ユーザージェネレーテッドコンテンツ、つまりコミュニティとして、ユーザー同士のコミュニケーションを強く意識している点です。
先日発表したように、ユーザーにキャラクターを設計いただいて、そのキャラクターを実際に販売しようと思っています。販売金額の半額をクリエイターに還元するといったように、ユーザーが新しい活動を作り出す機会を用意しているので、いろんな方に楽しんでもらえると考えています。

OKJ:楽しそうですね、早く遊びたいです!昔収集していたキャラクターとかがNFTに置き換わっていくと考えると、少し歳を取ったと感じますが、これから先がますます楽しみです。

Palette:日本のアニメ・漫画といった同人的なカルチャーが、上手くNFYの世界に汎用される実例になればと思っています。

OKJ:日本はサブカルが強いですから、世界でも強いブロックチェーンなることを期待しています。


今後、海外展開は考えられていますか?

Palette:英語版SNSなど海外展開についても準備中で、海外ゲームギルドの方からも強力なサポートをいただいています。また、海外ユーチューバーの方が、パレットウォレットの設定方法やエルマスのアイテム購入方法を配信するなどして盛り上がってきているので、今後もコミュニティドリブンで成長していきたいです。


開発における苦労話・裏話

OKJ:新しい開発においては苦労もあったと思いますので、裏話などがあれば教えてください

Palette:苦労した点は、やはり日本の法規制に則って進めてきたというところです。日本の中で我々がしっかりとルール作りを行っていくことを意識して、ようやくエルマスはじめ実現できてきたので、これからが楽しみです。

OKJ:法律的にも新しい技術形態が出てくる中で、誰も見たことないものを作っているので大変だとは思いますが、みんなが期待しているとも思っています。


ユーザーが使いやすいように工夫したことはありますか?

Palette:多くの方に使ってもらえるように、操作性などについてはチームで議論を重ねてきたところです。直近での大きな取り組みの1つが PLT Place です。PLT Placeのおもしろいところとしては、クレジットカード決済にもPLT決済にも対応しているところ、さらにガスレスなところを生かして、NFTを移したり、入出庫したりする際に、ブロックチェーンを意識することなく操作できるところです。
今後も楽しく簡単にNFTに触れられる環境を作っていきたいと考えていまして、キャリア決済の導入や、クレジットカード決済ができない18歳以下のユーザーもアクセスできるようにすることも検討しています。

OKJ:子供にとっても良い環境で、大変楽しみです。今後も協力していければと思います。


キャンペーン

エルマスのNFTが抽選で当たるキャンペーンについては、こちらをご参照ください。
今後のキャンペーンもお楽しみに!


終わりに

OKJ:それでは、最後にお言葉をいただけますでしょうか?

Palette:まさに今、皆さんに応援いただいてHashPaletteの挑戦が始まったところですので、これからも普及を加速させていくので、応援よろしくお願いします!本日はありがとうございました。

OKJ:皆さまGWにも関わらず、ご参加いただきありがとうございました。