暗号資産取引所の取引コスト(スプレッド)とは?

投稿者: | 2021-06-09

多くの仮想通貨(暗号資産)トレーダーにとって、実質的な取引コストであるスプレッドは、取引所を選ぶときにとても重要な要素です。
なぜスプレッドが狭いと有利なのかを理解しないまま暗号資産の取引をしている方がいるとしたら、それはとてももったいないことですから、利益最大化の鍵となる取引コスト(スプレッド)の特徴や基本的な点をしっかりと理解しておきましょう。

スプレッドとは?

スプレッド(spread)とは、直訳すると「広がり」といった意味であり、売値と買値の価格差を指します。
暗号資産取引では常に、売るときの値段「売値」と買うときの値段「買値」の2つのレートが提供されています。
この売値と買値の価格差は暗号資産における実質的な取引コストとなり、手数料とも呼ばれています。国内暗号資産取引所の多くは取引手数料が無料です。しかし、外付けの取引手数料とは別に、スプレッドが実質的な取引コストになります。
つまり、スプレッドの多寡は取引の損益に大きく影響してくるのです。

暗号資産交換業者の取引コストが高い、安いといった比較は「スプレッドが広い」「スプレッドが狭い」といった形で表現され、「スプレッドが広い」業者は取引コストが高く、「スプレッドが狭い」業者は取引コストが安いといった比較になります。

スプレッドは狭い方がいい?

繰り返しになりますが、暗号資産取引において、スプレッドが狭い方が投資家にとって有利になります。
売値と買値の差額が小さい方が利益を狙いやすいということになります。
暗号資産価格は24時間365日動き続けているため、売値と買値の価格差であるスプレッドも当然変動します。流通量などによって、通貨の調達コストに差があるため、スプレッドは通貨ペアによって異なりますし、取引所によっても異なります。
各社とも顧客視点にたち、スプレッドを極力狭くしようと努めています。

「OKCoinJapan」のスプレッドは業界最狭水準!

「OKCoinJapan」の特徴

「OKCoinJapan」では、お客様が取引コストを抑えて利益の最大化が狙えるように、業界最狭水準のスプレッドの提示に努めております。

また、「OKCoinJapan」では、OK Groupのグローバルな技術的プラットフォームを活用することで、高水準の約定率・約定スピードといった利便性のある投資環境の提供にも努めております。

成行注文・指値注文の他、3つの条件付き指値注文といった豊富な注文方法に加え、システムトレードも可能となっており、現物取引注文の呼び出し回数上限は2秒間に100回と、APIを駆使して高速取引を行うことができます。

取引画面でのスプレッドの見方

「OKCoinJapan」の実際の取引画面(BTC/JPY)でスプレッドを見てみましょう。こちらの図は「OKCoinJapan」のプライスボード(取引板)の例です。

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取引板中央の価格(3,600,160.12円)は、当社においては直近の約定値が表示されます。直近の売り気配値が約定した場合は赤で表示され、直近の買い気配値が約定した場合は緑で表示されます。
直近の約定値の上下に、最も有利な買値(売り気配)と売値(買い気配)が表示され、売値と買値の差がスプレッドになります。

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図の状況では、
「Ask(取引所取引の相手方が示す売り気配)=3,600,309.00円」
「Bid(取引所取引の相手方が示す買い気配)=3,599,703.00円」
となっていて、その差「606.00円」が実質的なスプレッドとなります。

スプレッドが狭い会社を選ぼう

これまで見てきた通り、スプレッドは暗号資産取引において軽視できないものです。
一見小さな金額に見えるかもしれませんが(例えばスプレッドが1,000円の場合は、10BTCにかかる取引コストは10,000円)、取引高が増えれば増えるほど、そして暗号資産投資を長く続ければ続けるほど、取引コストも蓄積されていきます。
暗号資産取引での利益を最大化するためにも、スプレッドが狭い暗号資産会社を選びましょう。



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